歯は何本?

皆さんは、お口の中に歯が何本あるか知っていますか?

乳歯と永久歯で本数が異なって、乳歯は全部で20本生えてきます。

一番早く生えてくるのが、下の乳中切歯で6〜7ヶ月頃です。乳歯は一番最後に上の一番奥の第二大臼歯が2歳半頃に生えてきます。個人差はありますが、3歳までには乳歯が生え揃ってきます。

乳歯は永久歯に比べて酸に弱く、エナメル質が薄く柔らかいため、むし歯になりやすく進行が早いという特徴があります。また、3歳までは上の前歯の歯と歯の間がむし歯になりやすい場所です。3歳以降では、奥歯のみぞや歯と歯の間のむし歯が多くなってきます。

5〜6歳頃から永久歯が生えかわりはじめてきます。この頃に6歳臼歯と呼ばれる第一大臼歯が生えてきます。生えている途中で歯肉が半分被っているとプラークが溜まりやすくなり、いつのまにかむし歯になっているということもあるので注意しましょう。

永久歯は親知らずまで含めると32本生えてきます。

6歳頃に乳中切歯が抜け、永久歯に生え変わります。また、一番奥の乳歯の後ろから6歳臼歯と呼ばれる第一大臼歯が生えてきます。そして12〜14歳頃までに28本の永久歯が生えそろいます。18〜20歳頃に、人によっては親知らず(第三大臼歯)が生えてきます。

親知らずは最後に生えてくるため、最近では生えてくるスペースがないため斜めに生えてきてしまったり、完全に出てくることなく半分埋まったままになったりすることがあります。このような時に、手前の第二大臼歯との間に汚れが溜まりやすく、むし歯や歯肉が腫れて痛みの原因になります。

2021年8月23日(月)