マスクシンドローム!?

皆さん、こんにちは!😀

長野県安曇野市穂高にある医療法人社団 朋有会 山本歯科クリニック、

歯科衛生士の青栁です🎃

 

新型コロナウイルスの流行により、

外出時や仕事中にマスクを長時間着用しなければならない生活が続いています😷

それに伴い、『マスクシンドローム』という症状が増加しています⚡⚡

 

マスクシンドロームとは、『マスク着用による不調の総称』のことを言います。

熱中症や肌荒れ、口臭といった自覚しやすい症状から、

表情筋の衰え、口呼吸のリスク増加、咀嚼機能の低下といった自覚しにくいものまで、

その症状は多岐にわたります。

 

具体的な症状例は、歯並び悪化・むし歯、歯周病・睡眠時無呼吸症候群・上気道炎・集中力低下・便秘・頭痛、めまい・気管支喘息・ほうれい線、しわ、たるみ・うつ状態・食事のムセ・肌荒れetc.が挙げられています。

 

マスク生活がもたらす“健康トラブル”の原因

①口呼吸の増加⤴⤴

マスクは気道抵抗を高めるため、口呼吸になりやすく

口呼吸は口内炎や歯周病の悪化のみならずアレルギー性疾患の増加にも繋がります。

②表情筋の衰え⤵⤵

マスクを常に着用していると、無自覚のうちに表情筋を使わなくなり衰えていきます。

表情筋の衰えは、うつ状態など感情変化やひいては食事中のムセなど誤嚥の危険性に繋がります。

 

マスクシンドローム対策

①よく噛んで食べる

よく噛むことで表情筋が鍛えられる他、自然と鼻呼吸へと誘導され、口呼吸による症状の対策になります👍

また味覚も刺激して唾液も出るので、むし歯・口臭予防にもなりますよ😆✨

口元のエクササイズ

口を閉じたまま舌を回す運動をしたり、口を「い」😬と「う」😗のかたちに大きく動かしたりする運動も、舌力がついて自然と口呼吸が出来るようになるので良いですね💡✨

 

新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス、花粉症の対策として、私たちの生活に欠かせないものとなっているマスクですが、私たちの身を守ってくれる一方で、着用し続けると様々なリスクがあることもわかりました。

 

そういった危険性もしっかりと踏まえた上で、必要な時には適切に使用し、対策もしっかりとして、なんとか乗り切りたいものですね😤✊

2020年10月26日(月)